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2021-11-05

海王星とADHD

ここはアストロ研究会のHPなので、自分が書きたいように書いてみようと思う。

 

「自分はもしかするとADHDかもしれない」

 

数年前ふと思い立ってネットで検索して簡単な診断テストを受けてみたことがある。
診断を受けている最中から、「え?これって私にとって普通だけど?」と思うことがばかりだった。そして「世の中の多くの人はこれにあてはまらないってこと?」とかなり衝撃を受けたことを覚えている。

 

そして診断結果はというと、
「かなり高い確率でADHDです」

 

今年の1月。10年ぶりに引っ越しをすることになり、荷造りの段階で自分がヤバいなと思うことが多々あり、再びテストを受けてみるとやはり結果は同じだったし、こういう性質を持っていたら引っ越しの準備に相当な支障があるのは否めないなーと。

例えば、

「一つの作業に集中しすぎる」

「一度その集中力が切れて別のことが気になったら、作業が途中でも別のことを始めてしまう」

「全体的な視点が乏しく、優先順位がつけられず、目の前のことや興味があることや気が向いたことからやる」

「集中力スイッチがはいると半端なく、そこまでやらなくてもいいことまでやってしまって時間配分がおかしくなる」

「食事や睡眠を忘れて没頭してしまい、健康状態に影響する」

「自分の持っている体力を超えた動きをして腰痛になる」

「優先順位をつけても思いついたら今やらないと気が済まなくなり、優先順位が崩れる」

「気が乗らないといつまでも作業を始められない」

「淡々と義務的に作業を続けるのが苦痛」
etc.

 

年々本来の自分が出てきているのか、年齢的なこともあるのか、10年前の引っ越しよりもずっと大変だった。

ダンナと一緒に作業しているときは自分の偏ったエネルギーの掛け方が顕著になり(「大丈夫か?」「おまえは今何をしようとしてるの?」と言われたりもした)、で、引っ越し中に診断テストをやってみたのでした。笑

知ったことで何か大きく改善するわけではない。
でも、「どうせ私はADHDっぽいし」と開き直ってしまうのも違うのかなーと思う。

ADHDの可能性が高いことに気づいたこと。
ADHD的な要素がこれまでの人生にもきっと相当影響してきたこと。

それを改めて整理することでこれからの人生が少しでも生きやすくなるなら、取り組む価値は十分ありそう。

これを読んでくださっている人の中には疑問に思う人もいるかもしれない。
「こういう文章がちゃんと書けている時点でADHDではないのでは?」と。

私が思うにADHDだからこそ「集中して」「一つのことを突き詰めて考え」「想像力を発揮して」書くことができる側面もあるし、反面「書き切った!」と思ったら次はない可能性もある。(集中力の発揮の仕方、エネルギーの注ぎ方のバランスが極端というのもADHDあるあるだと思う.. 例えばさらっと何かの作品を仕上げたように見えても、ものすごい集中して取り組んでいることが多く、終わった後は魂が抜けてしまったかのよう・・

「今やりたいから今やる!」
「今やりたくないからやらない!」

私はこれが本来強い。
でも「社会人としてどうなの?」「常識的にはこうだよね」というのも年を重ねて経験的にそれなりに働くので、「やりたいけどやれない」「やりたくないけどやらないと」と意識してやっていることもかなりあると思う。(たぶん人一倍努力しないとできないので、すぐに疲弊してしまい反動でだらけた時間を何時間も過ごしてしまう・・)

私の場合「これをやり続けるぞ!」と決めなくても気づいたらやり続けていて、「楽しいから続いちゃった!」「夢中になってたら続いちゃった」という状態が自然な健康的な状態だと思う。

この社会はそれではやっていけないことが多々あるので、ADHDの人は生きづらい社会と言えるのかもしれない。

ところで表題の「ADHDと海王星」なのですが、「海王星」が際立つアスペクトの人はADHD的な質を持っているのは?と思うのです。

例えば、
海王星と太陽(月、水星)がo°、90°、180°
海王星とASC(MC)がo°、90°、180°

私の場合は冥王星も強めのアスペクトなので、「相当な完璧主義と細かい分析力を発揮する」時もあるので(冥王星乙女座なので)、人によっては「ちゃんとしている人」と見る人もいると思います。(実際正社員として働いていた頃はかなりきっちりしていて、できる上司に細かい改善案を提案したり、なぜそれが必要なのか質問したりもしていました)

つまり
「きちっとしてる人間」と「ゆるふわ妄想人間」が1人の中に混在しているので(もっといろいろあると思うけど)、自分もそうだけど周りの人(特に身近な人)はだいぶ振り回されてると思う・・(特にダンナね)

気をつけているつもりでもコントロールがきかないこともあるし、私自身がそのときは自覚がないので、残念ながら誤解されて嫌われてそれっきりの人もいると思う。。(誤解されたことがわかればまだいいけど、それさえわからず離れていく人もきっと少なからずいるのでは、と思う)

念の為補足しておくと、「あくまで私はこういう感じです」という話であって、人の数だけADHDの出方があると思う。

友人で本人もADHDを疑っている人がいるけど「集中して考える力がすごい」「何かのスイッチが入るとすごい力を発揮する」「決めたことを淡々と継続できない」「そもそも決めることが苦手」「超マイペース」「忘れ物、なくしもの、探し物をよくする」「約束を忘れたり遅れたりする」「連絡を忘れる」・・という出方をしている気がする。(これは誤解されやすそう・・)

そしてそういう人が仕事ができないかと言えばそうでもなく、むしろ人よりも能力が高かったりもする(部分もある)のできっとそこの能力を伸ばせる働き方をすればいのかなーと思う。

ただ、自分でそこに気づくまでに時間がかかるか、気づいてもどうやってそこを伸ばせる働き方ができるのかわからないかもしれないので、それを見つけてくれて引き出したり伸ばしてくれる誰かと一緒に仕事をすると良いのかなと。

ちなみに「天王星とADHD」の考察もできそう(・・と書いてしまうとやらないかもしれないけどね笑)

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